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歯のコラム

もし歯がグラグラしてきたら?原因と対処法を解説!

日常生活の中でふとした瞬間に歯がグラグラしていることに気づいて、不安になった経験はありませんか?
今回は「歯がグラグラする」原因と、その対処法について解説していきます。

歯が揺れてしまう原因はさまざまです。

歯がグラグラする原因3つ

原因① 歯周病が進行して歯を支える骨が減っている

歯周病は、歯ぐきの炎症が進行し、やがて歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。
初期には自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行し、歯が動く原因になります。

原因② 噛み合わせのバランスが悪く、特定の歯に負担がかかっている

無意識のうちに噛む力が偏ってしまうと、特定の歯に過度な力が加わり、グラつきの原因になることがあります。

原因③ ケガや強い衝撃で歯が緩んでしまった

転倒やスポーツでの接触など、外傷により歯が一時的にグラつくこともあります。
歯根や周囲の組織がダメージを受けている可能性があるため、注意が必要です。

放置するリスク

歯がグラグラしている状態を放置すると、症状が悪化し、やがて歯を失ってしまう可能性があります。
また、周囲の歯や歯ぐきにも悪影響を及ぼす恐れがあるため、早めの対処が重要です。

治療法

症状や原因によって、以下のような治療を行います。

・歯周病が原因の場合:歯石やプラークを除去し、歯ぐきの状態を改善します。
・噛み合わせが原因の場合:調整を行い、力のバランスを整えます。
・外傷の場合:歯を安静に保つ処置(固定)を行い、回復を待ちます。

状態が進行している場合には、やむを得ず抜歯やインプラント治療を検討することもあります。

まとめ

歯がグラグラすると、不安になりますよね。
しかし、早期に原因を特定し、適切な治療を行えば、多くの場合は歯を残すことが可能です。

「なんとなく揺れているかも…?」と感じたら、ぜひお早めに歯科医院までご相談ください。