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歯のコラム

お子様の歯並びが気になる方へ 歯並びが悪いことによるリスクについて解説

こんにちは、院長の石川創一です。

お子様との楽しい日常の中で、ふと「この歯並び、大丈夫かな?」と気になることはありませんか?
実は、お子様の歯並びやかみ合わせの問題は、将来的な健康や生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。

今回は、歯並びの問題がもたらすリスクや治療法を詳しくご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、お子様の健康と笑顔を守るヒントを見つけてください。

 

歯並びが悪いことによるリスク

健康への影響

歯並びが悪い場合、以下のような健康リスクがあります。

消化不良

食べ物をしっかり噛むことができず、胃腸に負担がかかる可能性があります。

虫歯や歯周病のリスク増大

歯が重なり合っていると歯磨きが難しくなり、汚れが残りやすくなります。結果として虫歯や歯周病の原因に。

口呼吸の習慣化

歯並びが悪いことで正しい呼吸ができず、口呼吸が習慣化することがあります。これにより、喘息やアレルギーの悪化を招くことも。ルギーの悪化を招くことも。

口呼吸をすることでもっと歯並び・かみ合わせが悪くなる恐れもあります。
ガタガタがよりひどくなったり、でっ歯を助長したり、受け口になったりもします。

日常生活への影響

歯並びの悪さは、健康だけでなく心理面や生活にも影響を与えます。

心理的な負担

「出っ歯が気になって笑えない」など、歯並びの悪さがコンプレックスになることも。自己肯定感の低下や、人間関係の悩みにつながるケースもあります。

生活上の不便

食事中に食べ物をこぼしやすくなるなど、日常生活にも影響が出る場合があります。

 

矯正治療が必要な歯並びとは?

叢生(そうせい):歯が重なり合っている状態

俗に「八重歯」や「ガチャ歯」とも呼ばれる状態です。
歯が生えるスペースが足りず、歯が重なり合ったり、斜めに生えることがあります。

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が大きく前に突き出ている状態です。上顎の成長が過剰である場合や、下顎の成長が遅れている場合に起こります。

受け口(下顎前突)

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、「反対咬合」とも呼ばれます。

 開咬(かいこう):前歯が噛み合わない状態

奥歯は噛み合っているものの、前歯が閉じた際に隙間ができる状態です。

過蓋咬合(かがいこうごう):前歯が深く噛み合いすぎる状態

上の前歯が下の前歯を覆い隠しすぎている状態です。

すきっ歯(空隙歯列)

歯と歯の間に隙間が多い状態で、特に前歯に目立つことが多いです。

 

歯並びを改善するための治療方法

歯並びの問題を解決するには、早期の治療が重要です。ここでは主な治療方法をご紹介します。

ワイヤー矯正

歯に金属製のブラケットを取り付け、ワイヤーで歯を徐々に動かす伝統的な治療法です。

歯と同色の白いセラミック製のブラケットもあります。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを使用して歯を整える方法。目立ちにくく、取り外しが可能なため、ライフスタイルに合わせて治療を進められます。

症例によっては適応外のものもあります。

その他の治療法

混合歯列期(乳歯と永久歯と混在期)の場合は、取り外しの装置や固定式の装置で顎を広げたり、顎の前後的な位置を整えたりすることが可能です。

 

治療の流れ

初診と診断

現在の歯並びやかみ合わせの状態を診断し、治療計画を立てます。

矯正器具の装着

診断に基づき、最適な矯正器具を取り付けます。

定期的な調整

矯正器具の調整を定期的に行い、歯を理想的な位置に動かしていきます。

治療の完了

矯正器具を外し、保定装置(リテーナー)を使用して歯並びを維持します。
通常リテーナーは約2年ほどは毎日装着し、その後は週1回ほど装着していきます。

 

まとめ

歯並びの問題は、お子様の健康や日常生活に大きく影響します。

しかし、適切な治療を受けることで、改善が可能です。早期の対応が重要ですので、少しでも気になることがあれば、ぜひ専門の歯科医にご相談ください。

お子様の笑顔と健康を守るために、私たちが全力でサポートいたします。
ご相談や定期的なチェックをお待ちしております!

 

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