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スタッフ通信

歯の不思議

皆様こんにちは、受付の浅見です。
平成から令和へと元号が変わり、長いと思っていたGWもあっという間に過ぎ去り、次第に蒸し暑くなってまいりました。
ついこの間、年明けを迎えたと思ったのですが…時が経つのは本当に早いものですね。
私はこの時期、休みの日に当院にて歯科検診をしてもらっています。先日、自分の予約を取りながら、半年ほど前にしながわ水族館へ行った時に思ったことを、ふと思い出しました。
(私は水族館が結構好きで、行くことが意外と多いのです(笑))
それは、人もサメのように歯が何回でも生えかわってくれれば、歯のトラブルで苦労することがなくなるだろうに…ということです。
しかし、人はサメよりも進化した生き物であるはずなのに、1度しか生えかわらないのは何か理由があるはずだと思い、インターネットで調べてみました。(今はインターネットで何でも簡単に調べられる、便利な世の中ですね!)
すると、サメの歯は人の歯と違って歯の根の部分が無いので、抜けやすくなっていることがわかりました。
また、サメの歯は尖った形状の歯ばかりで、人のような前歯や犬歯、臼歯といった歯の種類もありません。
そのため、サメは獲物を歯で人のように咬み切って咀嚼することができず、食らいついてただ丸飲みするだけで、サメにとって歯は手に代わって獲物を捕らえるための道具にすぎないそうです。
その一方、人は歯が抜けないように歯の根とその周りを囲む歯槽骨があるおかげで、食べ物を味わって食べることができるわけです。人の身体は、本当に精巧にできていますね!
人にとって大切な食の楽しみのためにも、1度しか生えかわらない歯を大切に、是非皆様にも定期的に歯科検診を受けていただけたらと思います。