口腔外科

院長は東京医科歯科大学の口腔外科の医局で初期研修を受け、口腔外科を専門に臨床経験を積んでいます。また非常勤で月曜午後に診療する東京歯科大学水道橋病院の口腔外科医・平野真寧先生のほか、同大学の口腔外科医で口腔がん専門医も当院のアライアンスドクターですので、万が一がんが疑われる場合にはすぐに東京歯科大学や近隣の専門医院をご紹介しています。一方、親知らずにおいてはほぼ院内での処置が可能です。いまでは遠方から親知らずの抜歯のために来院する患者様もいるほどです。どうぞ安心してお任せください。

ご紹介で遠方からも来院
される「親知らずの抜歯」

手術時間はおよそ45分

当院での親知らずの抜歯は、麻酔をしてから席を立つまでおよそ45分で終わります。これは石川院長が大学口腔外科の助手を務めていた時代に数多くの経験を積み、素早く的確に手術を進めることができるためです。これまでの実績数は2,000本以上。

大学病院でもベテランの口腔外科医でしかこれだけの実績は積み上げられません。そのため現在では、インターネットのクチコミサイトなどをご覧になった方が、地元はもちろん、埼玉や千葉、北関東からも治療に訪れるほどです。

学生時代に処置することをお勧めします

当院はできるだけ歯を残すことを治療方針にしています。ただ親知らずは基本的に不要な、むしろ邪魔でやっかいな存在。ですから例外的に親知らずだけは、まだ痛みはなくても早めに抜くことをお勧めしています。

放置したままですと、大学生くらいになると出てきて痛みを感じるようになります。抜くタイミングが難しくなる社会人となる前、学生時代のうちに抜いておくと、気分的にも楽になるはずです。当院ではよほど難しい生え方をしている場合を除き、安全に手術を行うことができます。

親知らずの抜歯基準

正常に噛み合って、何の問題もない親知らずなら抜歯する必要はありません。
一方、トラブルを起こしている場合は他の歯の健康を守るために抜歯をする方が良い場合があります。

親知らずで起こるトラブル

  • 01プラーク(歯垢)がたまりやすく、歯肉が腫れる
  • 02親知らずやその手前の歯が虫歯になる
  • 03親知らずの手前の歯の歯周病が進行しやすくなる
  • 04嚙み合わせがずれる

これらの症状は一例です。当院では親知らずの検診はもちろん、口腔外科医がおりますので、横向きや埋まっている親知らずでも抜歯可能です。

顎関節症

顎関節症とは顎(あご)の関節を中心としてその周囲に起こる障害の総称です。 朝起きたら、「痛みがある」「うまく口が開かない」「カクカク、ギシギシという異音がする」ということはないでしょうか。
そういった場合、顎関節症の可能性があります。
原因は様々なものが考えられますが、嚙み合わせの場合は歯科医院で早期の診断を受けて、治療を開始したほうが良いでしょう。

顎関節症の症状

  • 01筋肉の痛み、こり:顎の周辺、こめかみ、首筋の痛み、肩こり
  • 02関節の痛み:顎関節部や耳の穴の内前方あたりの痛み
  • 03顎の動きの制限:顎を動かしにくい、大きく開けられない、ものがよくかめない
  • 04関節の異常音:顎を動かしたときにカクンあるいはギシギシ、ミシミシ音が聞こえる
  • 05その他の症状:上記の症状に伴って、さらに頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい、鼻やのどの違和感

上記の症状がある方は顎関節症が疑われます。
基本的には患部の安静で軽快してきますが、良くならない場合もありますので、その際はご相談ください。

顎関節症になってしまったら安静を保ちましょう

顎関節症は放置したまま自然に治ってしまう人もいれば、治らずに症状を悪化させる方もいます。治療せずに1年後に自然治癒した人は約80%というデータもありますが、基本的には安静にしていると治る確率の高い病気と言えるでしょう。

原因となるのはカラオケの歌い過ぎや、スルメなど固いものをたくさん食べたなど。またアナウンサーのように1日中しゃべらなければならない職業の方も顎関節症になりやすく、かつては著名な女性アナウンサーの治療を担当したこともありました。診断はレントゲンではわかりづらく、触診やお口の開け方、筋肉の張りと症状からつけられます。